Crosstalk
これまで転職を考えたこともなく、ずっと経理一筋で働き続けていられたのは、「とにかく居心地が良かったから」と言います。
一方の星野さんは専門学校を卒業し、入社2年目。建築部の一員として現場に携わって、仕事を学んでいます。


建設業界で働くということ
佐坂 : 私が入社したのは、まだバブル景気の余韻が残っていた時期でした。商業高校で学び、数字が好きだったこともあって、経理・事務職で就職先を探していた時に当社の求人に出合いました。
星野 : 私はもともと建築関係の仕事に興味があって専門学校に入学しました。なんとなく建築=設計のイメージが強かったのですが、学んでいく中で建築の奥の深さを知り、施工管理という職種が自分に向いている気がして興味を持ちました。人と関わりながら、作り上げていく施工管理の仕事に魅力を感じて、志望しました。
佐坂 : 星野さんは日々、現場でたくさんの業者さんと仕事をしていますよね。
星野 : 大変なこともあるけれど、充実しています。まだ仕事を覚えるのに必死ですが、様々な協力会社や、職人さんと関わるので、まず現場に入ったら、そこにいる方々の名前と顔が一致するように頭に叩き込みます。実際に名前で呼んで、話しかけていると、相手も私のことを覚えてくれますし、どんな現場でもコミュニケーションはすごく大事なので、心がけています。
佐坂 : 素晴らしい!ちなみに内勤は土日休みが基本ですが、現場も今はそれに近い状況ですよね?
星野 : そうですね。作業の状況によっては土日のどちらか出勤というケースもありますが、そういう場合は平日に代休を取って、なるべく体を休めるようにしていますし、躊躇なく代休が取得できる環境が整っています。
佐坂 : お休みの日はどう過ごしていますか?
星野 : ゴロゴロしている日もありますし(笑)、買い物に行ったり、おいしいものを食べに出かけてリフレッシュしたり…推し活もしますよ。佐坂さんは何か趣味とかありますか?
佐坂 : 私は最近ゴルフを始めて…上司や後輩たちが一生懸命教えてくれるんだけど、全然上手にならないの(笑)。とにもかくにもお互い仕事はきちんとして、休むときはとことん休む、このメリハリは大事よね。

仕事のやりがいについて
星野 : 私は入社1年目に幼稚園の建設現場に入った時のことがとても印象に残っています。慣れない仕事に必死だったころ、子どもたちが「頑張れー」って声をかけてくれたんです。
佐坂 : それは嬉しいね。
星野 : はい、完成後も幼稚園の前を通ると「あー、幼稚園を作ってくれた人だ」って言われるのが、すごく嬉しくて。私は誰かのためにこの仕事をしているんだっていう明確な目的意識が芽生えたことは大きかったと思います。
佐坂 : 私は色々な世代の社員と関わりながら、一緒に仕事ができていることが人生を豊かにしているなぁという実感があります。新入社員も含めて、楽しく、お互いを尊重し合える関係性をいつもありがたく感じています。



キャリアアップのチャンスは平等に
佐坂 : 働きやすさというところに直接つながるのかはわかりませんが、業界全体で見ても管理職に就いている女性の割合はここ数年でかなり増えました。当社の歴史の中で、恐縮ながら私が女性で初めての部長職。ゆえにプレッシャーもありますが、これからはそれが当たり前の時代です。どんどん女性の活躍の場も広がっていくと思いますし、男女平等にキャリアアップのチャンスが与えられる会社であり続けて欲しいと願っています。
星野 : 私が入社した時にはもう佐坂さんは部長だったので、それが普通の環境ですが、大変な思いもされてきたんだろうなぁと想像します。当社の建築部門ではまだ女性で役職についた実績はありませんが、意欲や能力があれば、ちゃんと評価してくれるという土台があるので、それが頑張るモチベーションになっていますし、私自身も早く職長クラスになれるように勉強して、たくさんの経験を積みたいと考えています。
佐坂 : 頼もしいですね。会社としては今後も採用はもちろんのこと、女性にどんどん重要な役割を担ってほしいという想いがあるはず。たとえば子育てや家庭の事情でなかなか現場に出られなくても後方支援に回って現場を動かしたり、法務などを担当したり…可能性は無限にあります。


福利厚生の充実
星野 : 私は就職先を考える基準の一つとして、福利厚生が充実していることは大切なポイントでした。企業説明会で田中組に出会った時に、この業界では珍しいくらい休暇制度もしっかりあって、産休・育休制度も整っていたので将来、結婚や出産のタイミングでキャリアが閉ざされてしまうことがないという安心は入社の大きな決め手になりました。
佐坂 : 本当に長い時間をかけて少しずつ整えてきた色々な制度が今、ちゃんと機能していて、それが働きやすさにつながっていると思います。例えば社員の健康管理のため、人間ドック受診時には補助が出たり、物価高対策としてガソリン代に社割が適用されるなど、社員の声が福利厚生として反映されるケースもあります。もちろん企業ですから全て言う通りにはなりませんが、私たちが会社に貢献し、制度を利用する時には感謝の気持ちを忘れずにその恩恵を受けられたら、お互いにプラスになるのではと考えています。
星野 : 現場で着用する作業服ひとつとっても、動きやすくて見た目もちょっとカッコいい感じのものを選べたり。今はスポーツメーカーのミズノ社製のものを着ていますが、すごく快適です。
佐坂 : 本当にちょっとしたことで、私たち社員の働く意識はグンッと上がりますよね。そこは私たちの暮らしや思いに寄り添って、少しでもいい環境を作ろうと進化し続けている会社に感謝して、次の世代にも引き継いでいきたいと思います。


社内の交流・情報交換について
星野 : 職種が違うと、普段はそれほどコミュニケーションを取る機会はありませんが、佐坂さんの存在は女性の部長という意味でも私たち女性社員にとって大きいです。先日、たまたま仕事帰りにお会いして、「焼肉に行こう」と誘っていただき、建築部の先輩とご飯に行きました。
佐坂 : そうそう。違う職種だからこそ、聞いてあげられる話もあるのかなぁと。まだみんな若いし、いろんな考え方もあるとは思いますが、そこは私だから伝えられることや、女性同士で共感できることもあると思うので、建築部に限らず、部署間で時々交流をしながら、風穴を開けていきたいと考えています。
星野 : ほぼ現場に出て仕事をしているので、社内ではほとんど会うこともなく、お話しする機会もなかった佐坂さんが、自分のことを気にかけてくれていたことがすごく嬉しくて…本当にありがとうございます(笑)。
佐坂 : いえいえ、娘のような世代の星野さんが現場で頑張ってくれている、と思うとやっぱり応援したいなぁと。だからこそ私自身もなるべく状況を俯瞰で見て、現場ファーストで何をすべきかという視点を常に持ちながら仕事に取り組みたい、と考えるようになりました。また、社員の風通しが良くなれば、ますます会社全体が働きやすくなるはず、そんな思いもあります。
未来への展望
星野 : 私はまだ入社して2年目なので大きな目標を掲げる立場にはありませんが、幼稚園の現場に携わって、誰かに喜んでもらう仕事ができるというのがすごくモチベーションになったので、そこはこれからも意識して取り組みたいと思います。もちろん、会社にも期待してもらっていると思うので、それにはしっかり応えていきたいです。
佐坂 : 私は振り返るのはまだ早いかもしれませんが、この会社に入ったおかげで楽しい人生を送れているなぁと、そんな心持ちではあります。昔は男女でお給料も随分違ったりしましたけど、今はそういった格差もないですし、時代に合わせて会社がしっかりアップデートしている印象です。時には悩むこともあるけれど、最終的にはみんなで同じ方向に向かっていきたいですね。そして、感謝の気持ちを次の世代にパスしていく、そうやって会社の成長に貢献できたらうれしいです。
